「HAIKU+」12月1日は髙柳克弘さん
「HAIKU+」は、「今何が俳句で問題か」という統一テーマで現在ご活躍中の俳人をお迎えして、お話を聞き、俳句の未来を考える催しです。
第3回「HAIKU+」の講師は俳人の髙柳克弘さん、
12月1日(日)に神奈川近代文学館で開催致します。
演 題:〝軽み〟ならぬ〝重み〟の時代へ
講 師:髙柳克弘(たかやなぎ かつひろ)
〈講師のひと言〉
芭蕉が晩年に辿りついたという〝軽み〟。現代俳人にも少なからぬ影響を与える〝軽み〟ですが、口当たりの良い言葉がもてはやされる現代には〝重み〟こそが意味を持つのではないでしょうか。〝重み〟は主題を持つことで生じると私は考えます。俳句において季語は必ず主題であるべきなのか。俳句で思想や観念を書くことはできないのか。俳句ならではの主題の表現法とは何であるのか。みなさんと一緒に考えてみたいです。
<講師プロフィール>
俳人、俳句結社「鷹」編集長。1980年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学で堀切実のもと芭蕉を研究。俳句実作は藤田湘子に師事。 第19回俳句研究賞受賞。 句集に『未踏』(第1回田中裕明賞)、『寒林』。 評論集に『凛然たる青春』(第22回俳人協会評論新人賞)、『どれがほんと? 万太郎俳句の虚と実』、 『芭蕉の一句』、 『蕉門の一句』ほか。 2017年度、Eテレ「NHK俳句」選者。11月10日から2月16日まで浜松文芸館で「ことごとく未踏 俳人・高柳克弘の世界展」 を開催。
日 時:2019年12月1日(日)14:00?16:15(13:45 開場)
14:00~15:30 講演
15:30~16:15 藤英樹(きごさい編集長)との対談、質疑応答
会 場:神奈川近代文学館 中会議室(横浜市、港の見える丘公園、〒231-0862 横浜市中区山手町110、みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口から徒歩10分)
http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/
参加費:2,000円
申し込み:きごさいホームページの申し込み欄から、あるいはきごさい事務局にファクシミリでお申し込みください。